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受講者の声~コンプライアンス研修~

概要

業種
卸売業,小売業
ご支援内容
人材開発
ソリューション手法
研修プログラム
研修名
コンプライアンス研修

お客様ご紹介

組織名
電機・音響機器関連企業N社様

受講者の声

  • 【判断に迷ったとき、または周囲がグレーゾーンに踏み込みそうな様子を見たとき、どのように行動したいか(抜粋)】
  • ① 一人で判断しない・立ち止まる
  • ・自分一人で判断せず、一度立ち止まって冷静に考えるようにしたい
  • ・迷ったときはまず手を止めて、状況を客観的に見るよう心がける
  • ・判断に困ったときに立ち止まる癖をつけたい
  • ・グレーゾーンかもしれないと思ったときには、すぐ判断せず、確認を取るようにしたい
  • ・通常と違うと感じた場合には、ひとまず進めずに周囲に確認する
  • ・立ち止まる勇気を持つ
  • ② 上司・周囲への相談を徹底する
  • ・判断に迷ったら、まずは上司に相談する
  • ・同僚やグループの人たちとも話し合ってから行動する
  • ・自分だけで決めず、他の人の意見も取り入れたい
  • ・何かあったときには、相談しやすい上司や信頼できる人に話を聞いてもらう
  • ・関連部署や専門的に詳しい人に確認を取ることも意識したい
  • ・報連相を徹底することで、風通しの良い状態を保ちたい
  • ③ 周囲への声掛け・相談を促す
  • ・周囲の人が判断に迷っているようなときには、自分から声をかけたい
  • ・自分が相談を受けたときには、第三者に相談することを勧めるようにしたい
  • ・積極的に話しかけ、問題可解決に協力する
  • ・グレーゾーンに踏み込もうとしているように見えたら、自分から止めるよう伝える
  • ④ 判断の軸をもつ(ルール・誠実さ・公正さ)
  • ・判断に迷ったときは、公正性・透明性・誠実性・遵法性を軸に考える
  • ・法令遵守を前提に、ルールから逸れていないかを確認したい
  • ・判断が難しい場合は、税理士や弁護士など外部の専門家に確認することも視野に入れたい
  • ・グレーなことに関しては、「やらない」という判断も必要だと感じている
  • ⑤ チームで取り組む意識
  • ・判断に迷ったときは、自分だけで抱え込まずにチームで考えるようにしたい
  • ・上司・同僚・後輩も含めて、広く意見を求めることを大切にしたい
  • ・グループで困っている人がいたら、一緒に上司に相談するよう伝える
  • ・チームで協力して、より良い判断ができるようにしていきたい
  • ・一人ではなく、チームで対応していくことの大切さを再認識した
  • 【研修を通じてコンプライアンスについて感じたこと・印象に残ったこと(抜粋)】
  • ① 認識・意識の変化
  • ・普段の業務で当たり前だと思っていたことが、グレーゾーンにあたる可能性があると気づいた
  • ・コンプライアンスは法令だけではなく、広い意味を持っていることを知った
  • ・自分に罪の意識がない場合でも違反してしまうこともあるということを学んだ
  • ・今まであまり意識していなかったが、日々の業務の中でも気をつける必要があると感じた
  • ・曖昧なケースが多く、白黒はっきりしない判断が難しいと感じた
  • ・コンプライアンス違反は「悪意」だけでなく「過失」や「思い込み」でも起こると学んだ
  • ・法令順守だけでなく、社会的な期待や企業としての倫理観も求められると感じた
  • ・自分の中にあった「コンプライアンス=法令遵守」というイメージが変わった
  • ・グレーゾーンの事例を見て、自分のまわりにも起こりうることだと感じた
  • ・ちょっとしたことが大きな問題になるとあらためて気づいた
  • ・コンプライアンスは、立場や人によって意識の差があることを再認識した
  • ・見識が広がったと感じた。今後はもっと考えてから行動しようと思う
  • ・コンプライアンスの研修が実施されること自体、会社の意識の表れだと感じた
  • ・会社が重視している以上、個人としても一層気をつけていきたい
  • ・ルールは知っているが、認識しているかどうかで未然に防げることがあると感じた
  • ② ゲーム・グループワークで得た気づき
  • ・人によって意見や感じ方がまったく異なることが印象的だった
  • ・ゲームを通して、認識の違いや判断のずれに気づけた
  • ・良かれと思ったことが、必ずしも正しいとは限らないと学んだ
  • ・価値観の違いが、コンプライアンスに影響を与えると実感した
  • ・グループワークでの意見の違いが興味深く、コミュニケーションの必要性を強く感じた
  • ・日常業務に近い内容を扱ったことで、よりリアルに考えることができた
  • ・ゲームの中で他人の意見に触れ、認識のズレが生まれることが体験できた
  • ・「正解がない」という難しさを知った。判断をすることの怖さも感じた
  • ・同じ内容でも、見る視点によって判断が大きく変わることを実感した
  • ・コンプライアンス=堅苦しいというイメージが少し変わった
  • ・ゲームが楽しく、かつ学びが多かった
  • ③ 感じた難しさ・今後への意識
  • ・日常的に起こりうる問題が多く、自分の判断基準を見直す必要があると感じた
  • ・どのような基準で考えれば良いか整理しきれず、今後も学び続けたい
  • ・見る角度や立場によってコンプライアスの認識が変わってくる
  • ・ハラスメントだけでなく、コンプライアンスには様々な分野があることがわかった
  • ・社内全体でコンプライアンスに気を配る必要がある
  • ・コンプライアンスはどんな職場・場面でも起こり得るとあらためて実感した
  • ・些細な行動が被害や問題につながる可能性を常に意識したい
  • ・自分ひとりの判断ではリスクがある。チームでカバーすることが重要だと感じた
  • ・「クレッシーの三角形」という不祥事の要因モデルが印象に残った
  • ・自分の考えや価値観を過信せず、他者の視点も取り入れて行動したい
  • ・まだ捉えづらい部分も多く、研修を通じて少しずつ整理していきたい
  • ・ハラスメントはなくならないものだからこそ、ハラスメントをしないためにはどうするのかを考える
  • ・好印象の人がコンプライアンスを守っているとは限らない
  • 【現在、社内でコンプライアンスに抵触しているのではないかと心配にしていること(抜粋)】
  • ・抵触しているものはないと思うが、抵触していないと思っているだけで、実は低速しているものがあるのではないかと気になった
  • ・最近は社内ルールが厳しくなってきたのでない
  • ・社内ルールで明文化されていない事柄から発生しているリスク。コンプライアンス違反と認識していない行動があるのではないかと不安になる。
  • 【その他のご意見・ご感想(抜粋)】
  • ① 研修内容・進行について
  • ・ワークが多く、飽きずに参加できた。講義も聞き取りやすくて良かった
  • ・話がとても聞きやすく、内容もわかりやすかった
  • ・ゲームで使用したカードが可愛く、売っているものかオリジナルかが話題になった
  • ・事前にゲームの概要がわかっていれば、より深く取り組めたと思う
  • ② 理解の深まりと気づき
  • ・「コンプライアンス」という言葉はよく耳にしていたが、具体的な中身を知ることができて良かった
  • ・見方や意見が違うことから、それぞれの対応力や理解のレベルをもっと高める必要性を感じた
  • ・コンプライアンスの事例をもっと詳しく知りたいと思った
  • ・ハラスメントをしている人が、自分で気づくためにはどうすればいいのか知りたい
  • ③ 今後への期待と意識の変化
  • ・研修は継続的に実施してほしい
  • ・日々の業務に気をつけて取り組みたい
  • ・わからないことは一人で抱え込まずに対応していきたい
  • ~受講者の声から見る研修の振り返り~
  • 今回の研修では、コンプライアンスに関する基本的な理解を深めるとともに、「自分たちの職場にあるグレーゾーンとは何か」「判断に迷ったときにどのように動けばよいか」について、事例研究やグループワークを通じて実践的に考える構成で実施しました。
  • アンケートでは、「一人で判断せず立ち止まる」「上司や周囲に相談する」といった声が多く寄せられ、判断に迷ったときの“初動”への意識の高まりが見られました。「ストップする勇気を持つ」という意見からは、リスクの兆候を察知し、自ら行動を止められる冷静さへの意識が高まっていることもうかがえます。また、「声をかける」「一緒に考える」といった周囲への働きかけにも関心が向いており、個人だけでなくチーム全体としての対応力向上に取り組む姿勢も明らかになりました。
  • コンプライアンスの捉え方についても、「良かれと思った行動でも違反になりうる」「法令遵守に限らず、企業としての倫理や社会的な期待も含まれる」といった意見もあり、従来のイメージに新たな視点が加わったことがわかります。特に、「当たり前と思っていた行動が、他者にとってはグレーゾーンである可能性がある」という気づきは、受講者に強い印象を与えたようです。
  • また、ワークやゲームでは、「人によって受け取り方がまったく違うことを体感した」といった声が目立ち、体験的に学ぶ形式の効果が感じられました。楽しさと学びを両立しながら、「判断とは何か」「価値観の違いとは何か」を自分ごととして捉えるきっかけとなり、理解を深める有意義な時間となりました。
  • 今後も「もっと知りたい」「学び続けたい」といった前向きな声に応えながら、一人ひとりがコンプライアンスを「自分ごと」として捉え、判断や行動に責任を持つ意識を育んでいくことが求められます。こうした積み重ねを通じて、職場全体における信頼と健全性の土台を築き、コンプライアンス文化の醸成へとつなげていきたいと考えています。