概要
- 業種
- サービス業
- ご支援内容
- 人材開発
- ソリューション手法
- 研修プログラム
- 研修名
- コンプライアンス研修
お客様ご紹介
- 組織名
- 株式会社ベルメゾンロジスコ様
- 住所
- 岐阜県可児市/岐阜県美濃加茂市
- 従業員数
- https://bellelogi.com/

- 【研修での気づき】
- ① コンプライアンス理解の再確認と難しさの認識
- ・コンプライアンスの仕組みや範囲(ハラスメント含む)を改めて理解できた
- ・知っているつもりでも、理解が不十分な点が多い
- ・毎年受講することで、知識が少しずつ定着していると感じる
- ・明確なNG行為は理解できるが、グレーゾーンの判断は難しい
- ・過失も含めて、違反につながる可能性を理解することの重要性を感じた
- ② 「自分ごと化」につながる気づき(身近さ・危機感)
- ・良かれと思った行動が、コンプライアンス違反や過失につながることがある
- ・実際の現場に近い事例で、自分の行動を振り返る機会になった
- ・身に覚えのある内容が多く、過去の経験を思い出してヒヤッとした
- ・知らないうちに違反している可能性があることに気づいた
- ・事例を自分に置き換えて考えることで、危機感や感度が高まった
- ③ 事例・グループワークを通じた理解の深まり
- ・実際に発生した事例や身近なケースが多く、イメージしやすかった
- ・グループワークやディスカッションを通して理解が深まった
- ・事例をもとに話し合うことで、考えを整理することができた
- ・前回の研修とは異なる内容もあり、新鮮さがあった
- ④ 違反を防ぐための視点(仕組み・体制・考え方)
- ・クレッシーのトライアングル(動機・機会・正当化)が印象に残った
- ・個人の意識だけでなく、違反を防ぐための体制づくりが重要
- ・マニュアルの重要性や、守ることの大切さを再認識した
- ・違反が起きない仕組みや風土づくりを意識したい
- ⑤ 相談・信頼・関わり方への気づき
- ・困ったときに相談・報告することの重要性を改めて感じた
- ・人によって感じ方が違うため、周囲と話し合うことが大切
- ・チームメンバーとの信頼関係が、違反防止につながる
- ・不正を隠したくなる心理も理解したうえで、管理が必要だと感じた
- ⑥ 部下・チームへの波及
- ・部下が受講した研修内容や考えを共有してもらい、参考になった
- ・部下やメンバーのコンプライアンス意識を知る良い機会になった
- ・今後、部下やチームへの関わり方を見直したいと感じた
- 【その他のご意見・ご感想】
- ① 研修全体への評価・満足度
- ・あっという間の時間で、わかりやすく、面白かった
- ・内容が充実しており、継続して実施してほしい
- ② 定期的に学ぶことの重要性
- ・定期的に学ぶことで意識を保つことの大切さを感じた
- ・普段は意識が薄れがちなテーマだと改めて感じた
- ③ 現場・立場を越えた学びと行動意識
- ・現場担当でなくても、現場の話を聞けて考える機会になった
- ・日々の業務でより注意して行動しようと思った
- ・「これくらいなら大丈夫」という意識の危険性に気づいた
- ④ 相談体制・心理的課題
- ・頭では理解していても、相談できる相手や体制が思い浮かばないことがある
- ・信頼・尊敬できる相談先の重要性を感じた
- 〜受講者の声から見る研修の振り返り〜
- 約600名が働く物流センターにおいて、正社員・契約社員を対象に、パワーハラスメント防止法への対応の一環として、毎年コンプライアンス研修を実施しています。
- 今回の研修では、「ルールを知る」ことにとどまらず、日々の業務の中で起こり得る判断や行動を、できるだけ自分の現場に置き換えて考えることを大切にしました。
- 実際の事例や演習を多く取り入れ、「これはルール的にどうなんだろうか」「良かれと思った行動がどう見えるのか」といった、現場で起こりがちな迷いや揺らぎを言葉にする時間となりました。
- テキストでは、身近な事例をもとに、コンプライアンス違反がどのような背景で起こるのかを整理し、「動機・機会・正当化」という視点から状況を捉える考え方を紹介しました。
- 個人の注意だけに頼るのではなく、判断を誤りにくくする仕組みや、声を上げやすい環境づくりの重要性を、具体的なイメージとともに考える構成としています。
- アンケートからは、研修内容を「理解できた」「十分理解できた」と感じている方が大半を占めており、あわせて満足度も非常に高い結果となりました。
- 一方で、「分かったつもりだったが、考えてみると難しい」「グレーな判断は悩む」という声も多く見られ、コンプライアンスの本質は単純な○×では語れないという実感が共有されていたように感じます。
- 特に印象的だったのは、「身に覚えのある場面があった」「自分の過去の行動を思い出してドキッとした」といった声が多かったことです。
- 違反事例を“他人ごと”として眺めるのではなく、「自分だったらどう判断するか」「同じ状況が現場で起きたらどうするか」と考えることで、コンプライアンスがより身近なテーマとして捉えられていった様子がうかがえました。
- 研修の中では、パート向けに事前に実施したコンプライアンス研修の内容についても共有しました。
- 現場でどのような視点や事例をもとに学んでいるのかを知ることは、管理者の立場として、今後の関わり方を考えるうえでの一つの手がかりになります。
- 研修で扱った内容が共通の話題としてあることで、日常の声かけや相談の場面にも、少しずつ活かされていくことが期待されます。
- 研修後の声からは、「まずは自分の行動を見直したい」「チームの中で、相談しやすい関係をつくることが大事だと感じた」「マニュアルやルールが形骸化していないか確認したい」といった、現場につながる視点も多く挙がりました。
- コンプライアンスは、一度学べば終わりのものではありません。
- 日々の忙しさの中で判断に迷う場面や、「これくらいなら…」と流してしまいそうになる瞬間に、立ち止まれるかどうか。その小さな意識の積み重ねが、結果として組織や働く人を守ることにつながっていきます。
- 今回の研修が、正社員・契約社員それぞれの立場で、自分の役割や現場を改めて見つめ直すきっかけとなり、すでに実施しているパート向け研修とも連動しながら、職場全体の意識づくりにつながっていくことを期待しています。