概要
- 業種
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サービス業
- ご支援内容
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人材開発
- ソリューション手法
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研修プログラム
- 研修名
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コンプライアンス研修 / ハラスメント研修
お客様ご紹介
- 組織名
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株式会社ベルメゾンロジスコ様
- 住所
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岐阜県可児市/岐阜県美濃加茂市
- URL
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https://bellelogi.com/
研修概要
- 2019年に成立した 「改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」 により、企業にはハラスメント防止の措置が義務付けられています。
- 安心して働ける職場環境を守るため、従業員を対象に、6日間で合計545名がハラスメント・コンプライアンス研修受講しました。
- 研修の進行方法
- ・講師による解説(コンプライアンス・ハラスメントの事例や背景、防止策)
- ・参加型のクイズ形式で理解を確認し、楽しく学びを定着
受講者の声
- 【ハラスメント・コンプライアンス研修についての意見(抜粋)】
- ①学び・気づき
- ・知らないことが多く、学べてよかった
- ・ハラスメントについて、本来の意味をちゃんと理解しておくことは大事だと思った
- ・コンプライアンスは幅広く、まだまだ勉強が必要と感じた
- ・自分なりの理解が間違っていたことに気づけた
- ・個人の意識と周りとのズレがあることを実感した
- ・自分の言動や思い込みが相手に与える影響に気づいた
- ・無意識の言動や「良かれと思って」がハラスメントになることを実感した
- ・「これくらい」と思っていた発言がコンプライアンス違反になることを知った
- ・知らないうちに相手に嫌な思いをさせているかもしれないので、考えて発言する
- ・自分も加害者になる可能性があると再認識した
- ・言葉は難しく、使い方に注意が必要だと感じた
- ・一呼吸おいて、言葉を発して行動していきたい
- ・自分の考えの押し付けにならないようにしようと思った
- ・自分もよく「男の人の仕事だよね」と言ってしまうことがあるので、気を付けたい
- ・自分の考え方が全て正しいと思ってはいけない
- ・普段の会話や習慣がリスクになるとわかり、考え直すきっかけになった
- ・自分の知らないところで人が傷ついていることがあるかもしれないので気を付ける
- ・時代の変化で基準が変わることを理解できた
- ・ハラスメントに対するアップデートが必要
- ・現代は「些細なことでも大きな問題になる」時代だと感じた
- ・入社したばかりだったからこそ、このような研修が受講できてよかった
- ②難しさ・不安
- ・ハラスメントの線引きが曖昧で難しい
- ・社会が複雑になり、生きにくさを感じる
- ・人によって感じ方が違うので判断が難しい
- ・気を遣いすぎて会話ができなくなりそう/無口になってしまう
- ・息苦しい世の中だと感じる
- ・発言や行動が怖くなる、何も言えなくなりそう
- ・ケースバイケースで正解がないことが難しい
- ③研修の効果・必要性
- ・良いきっかけとなり、気を引き締める機会になった
- ・自分の誤解やズレを修正できた
- ・クイズ形式で楽しく学べ、理解が深まった
- ・講師の話がわかりやすく、具体例が役立った
- ・身近な内容が多く、現場に直結して考えられた
- ・年に1回、または半年に1回は必要だと感じた
- ・続けて受講することで考え方が変わると思う
- ・このような研修は今後も続けてほしい
- ④改善要望
- ・具体例をもっと増やしてほしい
- ・研修時間をもう少し長く、詳しい説明を聞きたい
- ・資料やテキストがあると復習できるので助かる
- ・社内での実際の取り組み状況を確認したい
- ・多様性や別の種類のハラスメントについても知りたい
- ⑤職場環境・相談体制への要望
- ・相談しやすい環境を整えてほしい(デメリットを恐れずに話せる雰囲気)
- ・周りとの適度なコミュニケーションを大切にしたい
- ・他人の立場を思いやって言動したい
- ・社内のコンプライアンスの実態をもっと知りたい
- 【今後の研修について(抜粋】
- ・研修時間は30分ほどが良い/1時間は長い
- ・退社時間と終了時間を同じにすると長引いたときに問題が出てくると思う
- ・コミュニケーションが取れる研修を希望
- ・参加型の研修で学んだことを確かめられるのが良い
- ・ゲームを途中で入れてもらえるとメリハリが出て良い
- ・毎回ゲームやクイズ的な要素があり、楽しく参加できる
- ・ペアを組んでやるゲームはやめた方が良い。気まずいこともある
- ・テスト方式なことはストレスになるので、あまりしたくない
- ・映像などもあると良い
- ・これからもわかりやすい研修にしてほしい
- ・勉強になることをまた教えてほしい
- ・もっといろんな研修をやってほしい
- ・講師の方の話が面白くて良かった。聞き取りやすい声で良かった
- ・親しみやすい話し口調で聞き入りやすかった
- ・今後も同じ講師の方の研修が受けたい
- ・前職では研修がなかったため、あるだけで素晴らしいと思う
- 〜受講者の声から見る研修の振り返り〜
- 今回のハラスメント・コンプライアンス研修は、2019年に施行された「パワハラ防止法」を背景に、実施されました。6日間で545名が受講し、講師による解説とクイズ形式を組み合わせ、知識の習得と理解の定着を図る構成となりました。
- アンケート結果では、研修の満足度について「満足」「やや満足」が100%を占め、全体として非常に高い評価が得られました。難易度についても、「やや易しい」「やや難しい」が大半を占めており、概ね適切な水準であったと考えられます。
- 受講者の声からは、「普段の何気ない言動がリスクになることに気づいた」「自分の思い込みや習慣を見直すきっかけになった」といった学びが多く寄せられています。特に、実際の事例や具体例を交えて説明されたことにより、抽象的な概念にとどまらず「実現場に置き換えて考えることができた」という評価が多く見られました。クイズ形式も「楽しく学べた」「考えながら参加できた」との声があり、理解促進と主体的な参加を後押ししたと言えます。
- 一方で、「線引きが曖昧で難しい」「人によって感じ方が違うので判断に迷う」といった戸惑いの声もありました。また、「無口になる」「喋れなくなる」といった不安も一部見られましたが、これは発言を萎縮させるものではなく、それだけ一人ひとりが言葉や態度に意識を向けるようになった結果と捉えることができます。むしろ、その意識の高まりこそが、職場における配慮や相互理解につながる第一歩と考えられます。
- 加えて、「資料があると復習しやすい」「相談しやすい環境を整えてほしい」といった運営面や職場環境への要望も寄せられ、研修そのものにとどまらず、日常業務にどのように活かすかという視点が強まっていることがわかります。
- 総じて、本研修は単なる知識習得にとどまらず、受講者一人ひとりが「自分の言動を振り返り、相手の立場を想像する」きっかけとなりました。具体例を交えた学びによって現場での再現性が高まり、日常の言葉づかいや態度を見直す意識が強く芽生えています。今後も継続的な取り組みを通じて、安心して働ける職場環境の醸成と、組織全体のコンプライアンス意識の向上が期待されます。