概要
- 業種
- サービス業
- ご支援内容
- 人材開発
- ソリューション手法
- 研修プログラム
- 研修名
- リーダーシップ研修
お客様ご紹介
- 組織名
- 株式会社ベルメゾンロジスコ様
- 住所
- 岐阜県可児市/岐阜県美濃加茂市
- 従業員数
- 約700名(パート・アルバイト含む)
- URL
- https://bellelogi.com/
研修名:現場管理者研修(全7回 3回目:リーダーシップ・フォロワーシップ)
研修時間:2時間
受講者の声
- 【研修での気づき】
- ①リーダー像と自己認識
- ・自分が望むリーダー像に、自分自身も近づく必要があると再認識した。
- ・自分の特性やヒューマンスキル不足に気づき、改善意欲を持った。
- ・部下としての役割や立場からの関わり方を考えるきっかけになった。
- ②リーダーシップの理解
- ・リーダーシップの種類や4つのタイプを理解した。
- ・状況に応じたリーダーシップの使い分けが必要だと感じた。
- ・フォロワーシップの必要要素も理解し、重要性を認識した。
- ③ビジョンとまとめ役の重要性
- ・ビジョンの大切さや共有の重要性を学んだ。
- ・実際にはビジョンを実行・共有できなかった経験から課題を認識した。
- ・チーム内でのまとめ役の必要性を感じた。
- ④チーム意識と行動
- ・個人の特性に合わせた関わりが、チームの意識向上につながると学んだ。
- ・奉仕型としてメンバーを導くため、思いを行動で示したい。
- 【自身がリーダーシップを発揮するシーンはどのような場面か。今はどのように対応していて、今後はどんな工夫をしてみたいか】
- ①判断・対応の工夫
- ・イレギュラー発生時には過去の事例を聞いて対応しているが、今後は上司への相談も取り入れたい。
- ・判断を求められる場面では、自己判断できる部分は行い、必要に応じて上司にあおぐ。
- ・決定事項については率先して動き、模範となる行動を心がける。
- ②業務改善と環境整備
- ・改善・変更点の提案、資料作成、説明、役割決定、管理までを担う。
- ・作業しづらい箇所をヒアリングし、作業工程や環境を整える。
- ③ビジョンと指導
- ・ビジョンを明確にし、表現・共有することを意識している。
- ・部下への教育・指導においても、ビジョンを明確に示す。
- ・部下の成熟度に合わせて教育の方法やパターンを変える。
- ④チームマネジメント
- ・自分が最年長の場合、結果目標を明確にし、周囲に指示を出す。
- ・今後は自分と周囲の意見を取り入れて進めたい。
- ・チームのモチベーションを高め、維持することを心がける。
- ・部下と同じ目線に立つことを意識する。
- 【部下にフォロワーシップを発揮してもらうために、どのような工夫をするか】
- ①信頼関係・コミュニケーションづくり
- ・気軽に話しかけやすい上司を目指し、話しやすい環境をつくる。
- ・部下の話をよく聞き、提案を受け入れる。
- ・意見を聞き、十分な教育を行ったうえで指示する。
- ・声を掛け、困っていることや手伝ってほしいことを確認し、必要に応じて解決する。
- ②目的・方向性の共有
- ・目的や目標を明確に共有し、理解を得るために話し合う。
- ・事細かに情報共有を行い、してもらいたいことを具体的に伝える。
- ③成長支援と業務理解の促進
- ・良い点は褒め、「ありがとう」を伝える。
- ・業務の理解力をつけてもらうため、リーダーとしての関わり方(パターン)を変えていく。
- ・フィードバックやフォローを行い、成長を後押しする。
- ④現場対応と寄り添い
- ・業務時に、現場に寄り添える部分を可能な限り探す。
- ・行動や成果を観察し、良いところは伸ばすよう促す。
- 【その他 ご意見・ご感想】
- ・意見を譲らない人に対してはフォロワーシップの重要性を理解しているが、精神的に疲れて避けてしまうことがある。
- ・異動の時期と重なり、考えさせられる場面が多かった。
- ・ゲーム内では、研修中の学びを発揮できなかった。
- ・小休憩を5分程度挟んでほしい。
〜受講者の声から見る研修の振り返り〜
- 今回のリーダーシップ・フォロワーシップ研修では、現場管理者としての役割や関わり方を改めて見直し、チームの成果を高めるための考え方と行動のポイントを幅広く学びました。
- 受講者からは「自分の特性やヒューマンスキル不足に気づき、改善意欲を持った」「リーダーシップの種類や4つのタイプを理解し、状況に応じた使い分けの必要性を感じた」といった声があがり、リーダー像や役割意識を自分ごととして捉え直す機会になっていたことがうかがえます。さらに、フォロワーシップの必要要素やビジョンの明確化・共有の大切さについても理解が深まりました。
- 日常業務を振り返った場面では、「作業しづらい箇所をヒアリングして改善する」「部下の成熟度に合わせて教育の方法を変える」といったように、研修の学びを具体的な実践につなげようとする意欲も目立ちました。また、部下にフォロワーシップを発揮してもらうためには、「気軽に相談できる雰囲気づくり」や「目標の共有、良い点をしっかり褒めること」など、信頼関係を軸とした取り組みの重要性が認識されています。
- 一方で、「意見を譲らない相手との関わりで疲れてしまう」「研修ゲームで学びを十分に発揮できなかった」といった率直な声もありました。
- アンケート結果を見ると、理解度については「十分理解できた」「おおむね理解できた」を合わせて100%となり、すべての受講者が研修内容をしっかりと理解できたことがわかります。難易度に関しても85%が「適切」と評価しており、現場管理者として実務に直結する水準で学びを得られたことがうかがえます。
- 総じて今回の研修は、知識習得にとどまらず、受講者が自らの役割を考え直し、現場での行動にどう結びつけていくかを具体的にイメージする契機となりました。今後もこうした気づきを継続的な行動に発展させ、現場におけるリーダーシップとフォロワーシップの質向上につながっていくことが期待されます。