概要
- 業種
- 製造業
- ご支援内容
- 人材開発
- ソリューション手法
- 研修プログラム
- 研修名
- タイムマネジメント研修 / 若手総合職研修
お客様ご紹介
- 組織名
- アパレル関連企業E社様
研修名:若手総合職研修(全6回3回目:タイムマネジメント)
研修時間:2時間
受講者の声
- 【今日の研修を通じて見えた、タイムマネジメントにおける自分の癖】
- ①時間意識の弱さ・見積もりの甘さ
- ・時間をあまり気にしていない。
- ・時間に余裕を持てない。
- ・やるべきことに対しての時間の見積もりが甘いなと感じた。もう少し余裕を持つようにする。
- ・焦りがない。
- ②初動・着手の傾向
- ・初動が遅い。チームへの共有不足。
- ・初動の動き出しが遅い。周りを気にして時間まで気がまわらない。
- ・仕事をため込みたくないので、手をつけやすいものから着手しがちだと思った。
- ③計画性と進捗管理
- ・最初はスケジュールを立てるが、途中から業務に没頭してしまうため、進捗確認を都度することが大切だと感じた。
- ・時間の管理がまだ甘いので再度スケジュールを見直す。他のメンバーに比べてTODOリストの明確化ができていないのでもっと細分化して優先順位をつける。
- ・おしりばかり意識して、期限の順番通りにこなそうとしていた。
- ④視野の狭さ・周囲との連携不足
- ・目の前のことをとにかくやろうとしてしまって、周りのビジョンの共有ができていなかった。
- ・効率よくやりたい!という気持ちが強いあまりに他の人の進め方を見れていれなかった。
- ・自分で考えてから報告する。
- ⑤指示待ち・受け身の姿勢
- ・上司からの指示待ちになっていて、自分がアクションを起こせていない。
- 【ゲームを通して時間管理や優先順位がチームにどのような影響与えると感じたか】
- ①チーム全体の方向性と成果に影響する
- ・時間管理や優先順位はチーム全体としてどの方向に向くべきか、何をやるべきかを決める大事な要素であると感じた。
- ・チームワークが良くなって、パフォーマンスが上がる。
- ・メンバーの優先順位や仕事内容に影響を与えると感じた。
- ②情報共有・指示の明確さの重要性
- ・早い段階で情報を共有する必要があり、伝達度や共有度でそれぞれの役割が変わると思った。
- ・上司の指示で時間やクオリティが変わっていくので、部下への正確な指示が求められる。
- ・指示される側は状況がわからない待ちの状態。時間を含めて明確な指示が必要で、共有できたときに初めて動き出す。
- ・時間がない中でまず情報がないと進められないと感じた。
- ③時間意識と落ち着きの関係
- ・時間内に目的を達成するために時間管理しないと、時間ギリギリで焦って答えを出そうとしてしまった。
- ・チーム皆が時間や目的を意識することで、皆が落ち着いて自分のやるべきことに向かえると感じた。
- ・優先順位の共有がうまくできていれば、時間のゆとりが生まれるのではないかと感じた。
- ④個々の動きがチームに与える影響
- ・自分の動きが遅いと周りも遅れてしまう。
- ・自分が理解するのが遅く、チームに迷惑をかけた。
- ・ビジョンが明確かつ全員がわかっていないと、動き出しが遅くなってしまう。
- 【今日の学びをこれからの仕事や周囲との関係づくりにどのように活かしていくか】
- ①チーム・上司との連携とコミュニケーション強化
- ・上司への情報のヒアリングを増やし、自分が何をすべきかを確認しながら行動したい。
- ・上司ともっとコミュニケーションをとり、目的や考えを自分から聞きにいく姿勢を大切にしたい。
- ・自分と他人の動きを意識しながら、コミュニケーションとタイムマネジメントを両立して仕事を進めていきたい。
- ・自分の進捗ややりたいこと、期限を他者に共有し、チームとしての役割分担を明確にしたい。
- ②優先順位とタスク管理の意識
- ・優先順位を意識して業務に取り組むよう心がけたい。
- ・TODOリスト以外の仕事が発生した場合の対応力を高めたい。
- ・仕事を受ける際には、締め切りと開始日を設定し、計画的に進めていきたい。
- ・タスクの内容や効率にも目を向けて、単に時間通りに進めるのではなく柔軟に調整していきたい。
- ③タイムマネジメントと情報共有
- ・チームにもタイムマネジメントの意識づけを行っていきたい。
- ・自分の役割や進捗状況を共有し、スムーズな連携を図る。
- ・必要な情報は早く正確に伝えるようにしたい。
- ・周囲の進捗や全体の目的を意識しながら仕事を進めたい。
- ④他者への信頼と分担
- ・スムーズに業務を進めるためには、他人に任せる判断も必要だと感じた。
- 〜受講者の声から見る研修の振り返り〜
- 今回のタイムマネジメント研修では、「改善すべきことの優先順位づけ」「時間の有効活用」「スケジュール管理」といった日常業務に直結するテーマを軸に、ゲームやワークを通じて自身の仕事の進め方を見直す構成がとられていました。受講者自身が無意識のうちに行っていた行動パターンや判断基準に気づき、それらを言語化することで、実務に再現可能な行動変容のヒントを得る機会となったことがうかがえます。
- 特に多く見られたのは、「時間を気にせず行動していた」「初動が遅れて周囲と共有ができていなかった」といった、自分の時間の使い方や周囲との連携に対する反省の声です。また、「目の前のことに集中しすぎて、チーム全体の状況が見えていなかった」というように、視野の狭さや計画性の課題を自覚するきっかけにもなっていました。
- ゲーム体験を通じては、「情報共有が遅れると、チームが動き出せない」「指示が不明確だと、時間も成果もブレる」といった実感が得られており、時間管理や優先順位の設定がチーム全体のパフォーマンスに直結することが強く印象づけられたようです。こうした実践的な体験によって得た気づきは、研修後の業務にも再現性をもって活かせる学びとなっています。
- 今後に向けては、「上司と目的を共有しながら動きたい」「タスクの開始日と締切を意識して計画的に進めたい」といった声が多く、単に時間を守ることにとどまらず、目的志向での時間活用や、チームとの情報共有を重視する姿勢が見受けられました。特に、「自分の役割や進捗を他者と共有することで、役割分担を明確にしたい」といった実務に根差したコメントは、受講者の主体性の高まりを感じさせます。
- 研修の理解度については、「十分理解できた」との回答が69%、「おおむね理解できた」が31%と、全員が内容を適切に理解していたことが分かります。難易度についても、「とても合っている」「合っている」との評価が100%を占め、参加者の習熟度に合った構成となっていたことがうかがえます。
- 今回の研修は、タイムマネジメントを単なる技術ではなく、「自分がどう動くことでチーム全体の成果につながるか」という視点で捉え直す貴重な機会となりました。体験を通じて得た気づきや学びは、受講者にとって“現場で再現できる”実践知として、今後の業務に確実に活かされていくと考えます。