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10月10日「世界メンタルヘルスデー」― 働く人の約7割に強いストレスを感じる事柄、対人関係によるストレスは前年比6.8ポイント上昇 ―

10月10日「世界メンタルヘルスデー」― 働く人の約7割に強いストレスを感じる事柄、対人関係によるストレスは前年比6.8ポイント上昇 ―

10月10日は「世界メンタルヘルスデー」。

厚生労働省が2026年8月に公表した「令和7年労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や職業生活において強い不安・悩み・ストレスを感じる事柄がある労働者は67.5%に上り、対人関係によるストレスも前年から増加しています。

こうした状況を踏まえ、組織開発・人材開発事業を展開する株式会社ベアラボ(所在地:東京都新宿区、代表取締役:滝井順子)では、管理職から一般社員まで、階層や職場の課題に応じたメンタルヘルス・ストレスマネジメント研修を提供しています。

ストレスの仕組みや対処方法の理解に加え、周囲の変化への気づきや傾聴、相談対応など、日々の職場で求められる行動を重視。事例研究や体験型ワークを通じて、個人のセルフケアと組織全体で支え合う職場づくりを支援しています。

■ 職場のメンタルヘルス対策は、個人から組織全体へ

最新の調査では、仕事や職業生活において強い不安・悩み・ストレスを感じる事柄がある労働者の割合は67.5%となり、前年の68.3%からわずかに減少したものの、依然として約7割に上っています。

ストレスの主な要因は、「仕事の量」と「仕事の失敗、責任の発生等」がともに39.5%、次いで「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」が32.9%。特に対人関係によるストレスは、前年の26.1%から6.8ポイント上昇しており、職場の人間関係やコミュニケーションの重要性がうかがえます。

また、メンタルヘルス不調により、過去1年間に連続1か月以上休業した労働者、または退職した労働者がいた事業所の割合は13.5%と、前年の12.8%から増加。一方、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は63.0%で、前年の63.2%とほぼ横ばいとなっています。

働き方や価値観が多様化する中、ストレスの要因や感じ方も一人ひとり異なります。企業には、個人のストレス対処だけでなく、周囲が変化に気づき、必要なときに相談できる職場環境を整えることが求められています。

2026年の世界メンタルヘルスデーでは、当事者の体験や声に耳を傾けることがテーマとして掲げられています。職場においても、相手の状況や思いを理解しようとする姿勢が、メンタルヘルスを支えるうえで重要です。

※出典:厚生労働省「令和7年労働安全衛生調査(実態調査)」結果の概況(2026年8月公表)。ストレス要因の割合は、強いストレスを感じる事柄がある労働者を対象とした複数回答。

■ 職場におけるメンタルヘルス研修の重要性

メンタルヘルスの不調は、本人の健康だけでなく、休職や離職、周囲の業務負担の増加など、職場全体にも影響を及ぼす可能性があります。

一方で、不調は本人が気づかないうちに進行することもあれば、周囲が変化に気づいていても、どのように対応すればよいか分からない場合もあります。また、ストレスの感じ方や対処方法は人によって異なり、同じ職場環境であっても、一人ひとりが抱える負担は同じではありません。

そのため、メンタルヘルス対策では、不調が生じてからの対応だけでなく、日頃からストレスへの理解を深め、自分自身や周囲の変化に気づけるようにすることが重要です。

さらに、管理職だけが対応方法を知っていればよいわけではありません。一般社員も含め、一人ひとりがセルフケアや周囲への関わり方を理解し、必要なときに相談できることが、職場全体で支え合うための土台となります。

メンタルヘルス研修は、こうした共通の理解を育み、日々の行動を見直す機会として重要な役割を担っています。

■ 管理職から一般社員まで、立場に応じた実践型研修を展開

ベアラボでは、企業ごとの課題に合わせ、管理職・主任やリーダー・一般社員など、それぞれの階層に応じた研修を設計しています。

  • 【管理職向け】労務管理・ラインケア・ストレスマネジメント
  • 過重労働の防止、36協定の理解、長時間労働によるメンタルヘルスへの影響など、労務管理とリスクマネジメントの両面から学びます。
  • また、部下の変化への気づきや相談時の傾聴、専門部署・相談窓口との連携など、管理職に求められるラインケアについて理解を深めます。安全配慮義務も踏まえ、個々の社員への対応だけでなく、業務負担や職場環境を見直し、組織として適切に対応するための視点を養います。
  • 【主任・リーダー向け】ストレスマネジメント・セルフケア・ラインケア
  • ストレッサー・ストレス反応・コーピングなど、ストレスの仕組みを体系的に理解するとともに、自分自身のストレスコントロールについて学びます。
  • さらに、部下や同僚への日常的な声かけ、感情のコントロールや傾聴など、自分を整えることと身近な人を支えることの両面から、日々の関わり方を考えます。
  • 【パート・一般社員向け】セルフケア・ソーシャルサポート
  • ストレス反応や心身の不調サインへの気づき、休養・睡眠・食事など日常生活で取り組めるセルフケアについて学びます。
  • また、一人で悩みを抱え込まずに相談することや、周囲と助け合うソーシャルサポートの重要性を理解し、自分自身の健康を守りながら、互いに支え合える関係づくりにつなげます。

■ 体験と振り返りを通じて、職場での行動につなげる研修

メンタルヘルスに関する知識があっても、実際に部下から相談を受けたり、同僚の様子がいつもと違うと感じたりしたとき、どのように対応すればよいか迷うことがあります。

ベアラボでは、こうした身近な場面を題材に、事例研究や体験型ワークを取り入れています。受講者自身が「自分ならどう対応するか」を考え、他者との意見交換や振り返りを通じて、自分の考え方や周囲との関わり方を見直すことを大切にしています。

実際に、これまでのメンタルヘルス研修では、自分自身のストレスへの対処だけでなく、周囲への関わり方や職場でのコミュニケーションについて、さまざまな気づきが寄せられています。

  • 【一般職層の声】
  • ・「“お互い様”という気持ちを持ち、ソーシャルサポートを増やしたいと思った。」
  • ・「普段からのコミュニケーションや観察を大切にし、周囲の変化に早く気づけるようにしたい。」
  • ・「セルフケアの大切さに気づいた。まずは自分自身を整え、そのうえで周囲を支えたい。」
  • 【管理職層の声】
  • ・「セルフケアはできていると思っていたが、“ラインケア”という視点はこれまでなかったため、それ自体が大きな気づきとなった。」
  • ・「部下の相談では“答えを出す”より傾聴を徹底することの大切さを実感した。」

こうした声からは、自分自身のストレス管理に加え、周囲の変化への気づきや、相手の話に耳を傾けることの重要性を再認識している様子がうかがえます。

ベアラボでは、こうした気づきを一時的な学びで終わらせず、日々の職場での判断や行動につなげることを目指しています。

■ 一人で抱え込まない職場づくりに向けて

ベアラボでは、これまでサービス業界や不動産業界など、さまざまな業界でメンタルヘルス・ストレスマネジメント研修を実施してきました。企業ごとの課題や職場環境に合わせたオーダーメイドの研修を通じて、セルフケアからラインケアまで幅広いテーマに取り組んでいます。

メンタルヘルス対策は、一度研修を受ければ終わりというものではありません。日々の職場で学びを実践し、互いに気づき、支え合える関係を育むことが大切です。

今後もベアラボでは、体験と振り返りを重視した研修を通じて、一人ひとりが安心して働ける組織づくりを支援してまいります。