概要
- 業種
- アパレル業
- ご支援内容
- 人材開発
- ソリューション手法
- 研修プログラム
- 研修名
- 新卒研修
お客様ご紹介
- 組織名
- アパレル関連企業E社様


- 【演習を通じて、情報共有や認識を合わせることの大切さなど気づいたこと】
- ① 認識の違い・すり合わせの重要性
- ・「もうすぐ到着するのもうすぐは何分前か」「人が多いとは何人から」など、一緒にいる時間が長く、年代も近い同期であっても、認識にズレがあることに気づいた。お客様や上司との間では、当然ズレが生じると強く感じた。
- ・実際に自分と他の人の認識をすり合わせることで、違いがよく分かり、認識を合わせることの大切さを感じた。
- ・チームで認識のすり合わせをしっかり行うことで、周りとの空気感も合わせながら進められると感じた。
- ② 発言・質問することの重要性
- ・考えていることや言いたいことを、その場で伝えられないことが顕著に表れていた。
- ・注意されることが怖くて質問できなかったり、聞くのが遅くなったりしていたが、その結果、周囲の仕事を止めてしまっていると自覚した。現状を変えるために行動しようと思った。
- 【普段の指示の受け方や仕事の進め方について、「できている」と感じたこと】
- ① 情報の整理・管理
- ・サイボウズに随時記録し、業務の順序を立てられている。
- ・メモに書き出し、情報を見える化している。
- ・優先順位付けやスケジュール管理ができている。
- ② 質問・確認の仕方
- ・確認ベースで質問できている。
- 【普段の指示の受け方や仕事の進め方について、「見直した方がよい・改善が必要」と感じたこと】
- ① 情報の整理・理解
- ・後で見直しても分からないメモになっているため、自分自身で要約し、後からでも理解できるメモを作成する。
- ・情報をそのまま受け取るのではなく、自分なりに変換するクセを付ける。付箋なども活用する。
- ・仕事をする目的を明確にする。
- ② 質問・発言の仕方
- ・自分の意見をのみこまず、必要な場面では発言する。
- ・別々に質問してしまうため、まとめて聞くようにする。
- ③ 行動までの時間
- ・行動するまでの時間を意識する。
- 【Q5を踏まえ、明日からの業務でまず実践すること】
- ① メモ・情報整理の工夫
- ・指示されたことを適切にメモし、同じことを2回聞かないようにする。1回で理解できるよう、メモの取り方を工夫する。
- ・指示や依頼の情報をすぐに整理し、足りない部分は質問することで、行動までの時間を短縮する。
- ・変更点などが出た時点でまとめておき、不安なところをすぐに可視化できるようにする。
- ② 質問・確認のタイミング
- ・分からないことはすぐに質問するか、自分で考えてから質問するか、状況に応じて臨機応変に対応する。
- ・仕事をいただいた際に疑問に思ったことは、その時点で確認する。
- ・指示された内容で聞きそびれたことがあれば、話が終わるのを待たず、その場で質問することを試してみる。
- ③ チーム内での情報共有
- ・チームの先輩と業務を把握し、不明点が出た時点ですぐに共有する。
- 【その他のご意見・ご要望】
- ・ゲーム形式で進めることで、講義の内容をより理解することができました。ありがとうございました。
- ~受講者の声から見る研修の振り返り~
- 今回の研修では、入社1年目の新卒社員を対象に、指示の受け方や仕事の進め方を改めて見直しました。5W1Hを意識した確認方法やメモの整理、優先順位づけなど、日常業務に必要な基本行動を振り返るとともに、演習を通じて情報共有や認識を合わせることの重要性について考えていただきました。
- 第1講と比較すると、受講者の表情や反応が柔らかくなり、笑顔や自発的な発言も増えていました。また、前回認識した課題に対して、挨拶や報連相、スケジュール管理など、日常業務の中で改善に取り組んでいる様子もうかがえました。コミュニケーションが取りやすくなった、仕事の質が向上した、不安が減ったといった変化も挙げられ、学んだことを少しずつ行動につなげようとする姿勢に成長が感じられました。
- 今回、特に印象的だったのは、同じ言葉や情報を共有していても、人によって受け取り方や認識が異なるという気づきです。年代が近く、普段から接している同期同士でも、「もうすぐ」や「人が多い」といった言葉の捉え方に違いがあることを体験し、確認やすり合わせの必要性を実感していました。仕事では、自分が理解したつもりでも、相手と同じ認識とは限りません。だからこそ、曖昧なまま進めず、目的や内容を具体的に確認することが重要です。
- また、演習では、受講者同士が情報を出し合い、互いの意見を関連づけながら協力して課題を達成する姿が見られました。第1講と比べて話し合いも活発になり、チームとしての成長が感じられた一方、考えていることをその場で伝えられない、周囲の話し合いについていけないなど、それぞれの課題も明らかになりました。チームで成果を出すためには、情報を持っているだけでなく、必要なタイミングで伝え、相手の理解を確認しながら進めることが欠かせません。
- さらに、先輩社員への質問や確認に対する不安も見えてきました。注意されることへの怖さから質問をためらい、結果として周囲の仕事を止めてしまっていると気づいた受講者もいました。質問することは、単に分からないことを教えてもらう行為ではなく、仕事を正確に進めるための主体的な行動です。自分で考えることも大切ですが、確認を後回しにすることで、かえって業務の遅れやミスにつながる場合もあります。状況に応じて、適切なタイミングで質問・相談する判断力を身につけていく必要があります。
- 一方で、こうした課題は、新卒社員本人の意識や行動だけで解決できるものではありません。良い発言や行動を認められることで表情が和らぎ、その後の発言にも積極性が見られました。職場での実情は確認が必要ですが、上司や先輩社員が日頃からどのように質問を受け止め、成長を認めているかも、行動を後押しする重要な要素です。本人の主体性を育てると同時に、安心して確認や相談ができる関係づくりも求められます。
- 最後の振り返りでは、普段の仕事の進め方について、できていることと改善が必要なことを整理しました。メモを取っていても後から見直すと理解できない、質問をまとめられない、行動に移すまでに時間がかかるなど、自分自身の課題を具体的に捉える様子が見られました。そのうえで、指示された内容を整理する、不明点を適切なタイミングで確認する、変更点をすぐに共有するなど、今後の具体的な行動も挙げられました。
- 第1講からの変化や成長が感じられた一方で、学んだことを日常業務の中で継続して実践していくことが、今後の課題です。新卒社員自身が主体的に行動することはもちろん、上司や先輩社員がその変化を見守り、適切に支えることも欠かせません。本人と職場の双方から成長を支え、「知っている」「できる」から、日常的に「している」状態へとつなげていくことを期待しています。